ときメモSSでの主人公像についてまず思い浮かぶのが、「鈍感」だと思われます。
はっきり言ってぶん殴りたくなるような人間です。
この鈍感ぶり、2のサブストーリーでさらに拍車がかかっているそうですな。特にMROなんかは最高に鈍感みたいで、ぶん殴りたくなった方も多いのではないかと推測されます。
ときメモ2のサブストーリーはストーリー的にはたぶん簡単です。
「ヒロインがたくさんいるから、こうしないと辻褄が合わない」
要は、ヒロインの誰かと結ばれるのが目的だが、ヒロインがたくさんいるため、「ヒロインを好きになる理由が同じではない」という問題が発生する。その理由というのは大抵違っているので、それの違う理由を同居させるのは無理がありすぎ。たとえば、MROの場合、「光が好きな理由」「琴子が好きな理由」「華澄が好きな理由」、同じ訳がありませんさらに、その違う理由をそれぞれに同時に求めるのはそれはそれで問題。そうだったら節操がありません。
よって、「主人公から好きになるということが設定的に無理」になってしまった結果、鈍感になったものと予想します。
1の場合は特殊です。「藤崎 詩織をずっと追いかけていた」といういわば免罪符的な理由が存在します。これなら納得がいきます。たしかに一人を追いかけてたら他の女の子にはそれほど気づきませんから。途中で別の女の子に変わっても、その子しか見ていないので状況はたぶん変わりません(笑)
しかし、こんな考え方があります。「鈍感でないと女の子が逆に困る」というもの。
私が言うよりもこのSSを読んだ方がいいかもしれません。
「きらめき書房」にある(有名なので場所は自分で探して下さい)
「あやしいシェーキレポート」の「#16 主人公、紅○シェーキを飲まされる」
を最後まで読むと「なるほど」と思われるかもしれません。