クラブのオーナー兼選手。
元々は自分を磨くためにクラブに加入したが、06年度にエースとしてチームを引っ張る立場になったことが彼女に変化をもたらした。チームのために真剣に考えるようになり、チームを強くするにはクラブチーム化が必要だと結論付け、クラブ化することになった。
大財閥の伊集院家の娘だけあり、経営手腕は確かで、今後のクラブ運営が期待されている。
基本的にまじめ。さらにお嬢様でもあり、「クラブで一番女らしい女性」とも言われている。
実は中学入学時に決められた婚約者がいる。
最初に会ったときは、「ただの木偶の坊」(レイ談)だったのだが、高校入学時に再会したら「主人さんや高見さんに負けない素敵な男性」(レイ談)に変貌していたそうだ。これは彼女に一目惚れした彼が彼女に似合う男になるべく一念発起したから。
そこから交際は始まり、つきあって最初のクリスマスでもう初体験をすませたとのこと。
最近まで秘密にされていたのは、経験済みだと言うのが父にも秘密だったのだが、クリスマスに彼の家に宿泊したことから、事実上公言したも同然ということで、チームにも公言するようになったとのこと。
Hは基本的にノーマル。ただし、テクニックとかにとても興味がある……といわれていたが、実はコスプレHが大好きということが判明。いままでの評判は一気に地に堕ちてしまった。
05年度はパサーとしての力を考慮し、サイドプレーヤーとしてプレー。出場機会は多かったものの、活躍したとは言いにくかった。
06年度は恵まれた体を活かし、さらに常に冷静な性格もあり、センターフォワードにコンバートしたところ、これが大当たり。一躍彼女はチームのエースとして君臨することになる。低迷するチームで責任を感じて後述のトラブルを起こしてはいたが、9得点はチームトップであり他のチームのFWと比較しても劣っているわけではない。さらに言うと、彼女が決めた試合は最近は無敗である。
07年度も不動のエースとして、さらにはキャプテンとして、自分のクラブを自分で上位に押し上げることになる。
大会 | ポジション | 背番号 | 試合(先発) | 得点 | アシスト | イエロー | レッド |
---|---|---|---|---|---|---|---|
06 オールスター | CF | 9 | 1 (0) | ||||
06 欧州遠征 | CF | 11 | 3 (2) | ||||
06 代表選抜A | CF | 11 | 2 (2) | 1 |
年度 | ポジション | 背番号 | 試合(先発) | 得点 | アシスト | イエロー | レッド |
---|---|---|---|---|---|---|---|
05 1st | SM | 12 | 7 (0) | ||||
05 2nd | SM | 12 | 4 (2) | ||||
06 桜花 | CF | 12 | 3 (2) | 1 | |||
06 1st | CF | 12 | 12 (11) | 5 | |||
06 2nd | CF | 12 | 11 (9) | 4 | |||
07 桜花 | CF | 12 | |||||
07 1st | CF | 12 | 13 () | 5 | 1 | 1 | |
07 2nd | CF | 12 | 13 () | 4 | 1 | 1 | |
07 WIN | CF | 12 | () | ||||
08 桜花 | CF | 12 | () | ||||
08 1st | () | ||||||
08 2nd | () | ||||||
08 WIN | () |
06年度リーグ開幕戦にて、事前にレイが「恥ずかしいから来ないで!」と言ったにもかかわらず、伊集院レイの父がレイの母親を始め、屋敷で働いているものを引き連れて大応援団を結成してスタジアム入りした。おかげで、レイはガチガチに終始緊張してしまっていた。
彼女の父が、突然「レイ、何でも一流を見ることが大事だ!」と言いだし、自分を連れだし、自家用ジェットで移動。
観衆の多さにと経営者の視線で見ていたが、それはほんの一瞬。ユニフォームを買ったり、家族にお土産を買ったり、しまいには練習風景を携帯のカメラで撮ったりと、普通の観衆とまったく同じ行動を取っており、彼女はただただ呆れた。
悪くない内容での敗戦後、突然「悔しい!」と叫び、荒れ出した。その後、勝てない悔しい気持ちを一気に吐き出した。冷静だと思われていた彼女が感情をあらわにした最初で、以後、彼女はチームのために積極的に動き、クラブのオーナー就任へと繋がることになる。